相続放棄の制度

相続人が自分の意志で相続権を放棄することを認めたのが、相続放棄の制度です。この相続放棄はどのような手続きを行うのでしょう。

 

・申請をする場所は、亡くなった人の住所地を管轄する家庭裁判所へ申請します。

 

・誰が申請する? 原則として相続人が申請します。ただし、相続人が未成年者または成年後見人である場合は、その法定代理人(親など)が代理して申請します。 

 

・申請期限は原則として相続が開始してから3ヶ月以内。

 

・提出する書類は、「相続放棄申述書」「被相続人の住民票の除票」「戸籍謄本」「その他、事案によって追加書類」です。

 

・これにかかる費用は、申立人1人につき、収入印紙800円分と連絡用の郵便切手代です。

 

具体的な手続きの仕方はインターネットで相続放棄を検索すると、たくさんのサイトから知ることができます。相続放棄の申述書は裁判所のサイトからダウンロードできます。

 

相続に関する相談

相続に関する相談はデリケートな内容が多く、相談する相手は信頼できる人がいいと誰もが思います。弁護士や司法書士もちょっと敷居が高いと思う人も多いのではないでしょうか。
相続や紛争を無料で相談できる方法があります。

 

2006年に総合法律支援法に基づいて、国によって設立された「日本司法支援センター」が「法テラス」の愛称で無料相談を実施しています。
”全国どこでも法的トラブルを解決するための情報やサービスを受けられる社会の実現”という理念の下に国民向けの法的支援を行う中心的な機関として設立されました。

 

相談内容に合わせて、解決に役立つ法制度の案内をするとともに、全国の弁護士会、司法書士会、消費者団体などの相談窓口を無料で案内してくれます。また、経済的に余裕のない人の相談では、必要に応じて弁護士・司法書士費用などの立替えを行っています。

 

また、「相続無料相談センター」は一般社団法人の運営で、相続に関する相談に無料で対応しています。全国の弁護士、税理士などの専門家を無料で紹介し、センターを介して依頼された場合の専門家へ報酬は個人でするより安くなります。

 

相続放棄は個人が何度もする経験ではありませんから、詳しく知らないのが当然です。まずは無料相談を利用して、後から後悔するこのないような解決をしたいですね。